Apple Pay(アップルペイ)でおサイフケータイを使いたい!
「iphone7からApple Payがスタート」と発表されて注目を集めています。
Apple Payとはモバイル決済サービスのひとつであり、簡単に言えば「iphoneでもおサイフケータイが使えるようになる」ということです。
スマホを「ピッ」と専用機にかざすだけでお店でのお買物や改札での支払いができて便利なおサイフケータイ。
おサイフケータイには様々な種類がありますが、Apple Payが対応するのは今のところ以下の3つです。
- QUICPay(クイックペイ)
- iD(アイディー)
- suica(スイカ)
特にQUICPayとiDは使えるお店がとても多くて便利です。
ただしQUICPayとiDはどちらも「特定のクレジットカードを持つ人だけが使える電子マネー」ですので、使いたければ対応するクレジットカードを必ず持つ必要があります。
では、どのクレジットカードを選ぶのが良いでしょうか?
先に結論を言うと、当サイトの現在のおすすめは以下の通りです。
Yahoo! JAPANカードor楽天カードでQUICPay払い
現在、すべてのクレジットカードの中でもトップクラスの使いやすさを誇るYahoo! JAPANカードと楽天カードこそ、最もApplePayに適しています。
では、その理由はどこにあるのでしょうか?そしてそもそもQUICPayやiDとはどんな電子マネーなのでしょうか?
以下に述べていきます。
iD、QUICPayは「クレカ払いの一種」
まずそもそもQUICPayとiDはクレジットカード払いの一種です。
通常のクレジットカード払いでは、カードを専用機で読み取ってもらうことで支払い完了となり、後日に利用額が口座から引き落とされます(翌月の一括払いが一般的)。
一方、QUICPayやiDは専用機にスマホを「ピッ」とかざすことで支払いが完了します。
そして、利用額は後日に口座から引き落とされます(翌月の一括払いが一般的)。
「後払い型の電子マネー」とも言われます。
※スマホは先にクレジットカード情報を登録しておく必要があります。
クレジットカード払いは支払い額に応じて各種のポイントが貯まるポイント還元が魅力ですが、QUICPayやiD払いでも、同じく登録したクレジットカードのポイント還元が受けられます。
つまりクレジットカード払いとQUICPay、iD払いの主な違いは「カードを使うか」「スマホを使うか」だけです。
QUICPay、iD払いは「クレジットカード払いの方法のひとつ、オプション」と言い換えることもできます。
ですから「iphoneでQUICPay、iDを使いたい」と考えるなら、クレジットカードは必須となります。
※QUICPayとiDはシステムを提供している会社、対応しているクレジットカードが異なるだけで仕組みはほぼ同じです。
QUICPay、iDに対応したクレジットカードは限られる
ただしQUICPay払い、iD払いはどのクレジットカードでも対応しているわけではありません。
現在、QUICPayとiDに対応している主なクレジットカードは以下の通りとなります。
QUICPay | iD | |
提供元 | JCB | ドコモ(三井住友VISAカードと提携) |
使えるクレジットカード会社 | JCB、オリコ、セディナ、クレディセゾン、UCS、アプラス、トヨタファイナンス、アメリカンエキスプレスなど | ドコモ、三井住友、イオン、クレディセゾン、UC、オリコ、ライフカード、セディナ、ファミマTカードなど |
しかし、ここで挙げてるカード会社の中でもカード種類によってはQUICPay、iDに対応してないこともあったりして正直、ややこしいです。
このあたりの複雑さが、QUICPayやiDがまだイマイチ浸透していない理由のひとつとも言われています。
ApplePayで使えるクレジットカードはどれがおすすめ?
では「iphoneでQUICPay、iDを使いたい」と考えるなら、どのクレジットカードを選ぶべきなのでしょうか?
当サイトではクレジットカード選びで重視すべき点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
そしてこの基準で選ぶおすすめのクレジットカードランキングを現在、以下の通りとしています。
※2019年クレジットカード総合トップ10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
このランキングを踏まえつつ「QUICPay対応」「iD対応」で考えると、おすすめカードはYahoo! JAPANカードと楽天カードとなります(どちらもQUICPay対応)。
Yahoo! JAPANカードの特徴は?
Yahoo! JAPANカードの一番の特徴は、Tポイントが最も高い還元率(1.0%)で付与される点にあります。
Tポイントとは、いま最も普及している共通ポイントサービスのひとつであり、TSUTAYA、ファミリーマート、吉野家、ソフトバンクなど豊富な加盟店で使えるのが特徴です。
Yahoo! JAPANカードは「Tポイントカード一体型クレジットカード」ですので、Tポイント加盟店で支払いに使うと「クレジットカード払いによるポイント」に加えて「Tポイントカード提示によるポイント」の二重取りが可能となります。
例えばファミリーマートでYahoo! JAPANカードを使うと、「カード払いによるポイント(1.0%)」+「Tポイントカード提示によるポイント(0.5%)」で還元率は1.5%になります。
また、Yahoo! JAPANカードは「審査の通りやすさとスピード」も特徴的です。
学生や主婦でも審査が通りやすく、特に最短2分で審査完了というその早さが有名です。
- 使える場所の多いTポイントが高い還元率で貯まる
- 審査が通りやすくてスピーディー
これらのメリットを持つYahoo! JAPANカードは年会費無料のカードとしてトップクラスに優れています。
楽天カードとは?
一方、楽天カードとはその名の通り楽天市場などを運営する楽天グループから発行されているクレジットカードです。
楽天カードは「ほぼ無審査」と言われるほど審査に通りやすいことで有名で、主婦、学生でも通常は問題なく持つことが可能です。
そして年会費もずっと無料です。
楽天カードによる支払いでもらえるのは、楽天グループすべてのサービスで利用できる楽天スーパーポイントです(還元率1.0%)。
この楽天カードの最大のメリットは、豊富なポイントアップキャンペーンにあります。
楽天カードは日常的に様々なポイントアップキャンペーンを行っており、例えば現在、楽天カードを使って楽天市場で買い物をするとポイント還元率が最大で7倍にもなります。
テレビCMなどでも、楽天はポイントがたくさんもらえることをよくアピールしていますよね。
楽天カードはもともとの還元率1.0%でも十分お得ですが、これらのポイントアップキャンペーンを積極的に利用することで、さらにお得にポイントを貯めていくことが可能です。
「楽天で普段から買物をする」という方にとっては特に価値の高いカードと言えます。
また「ふだん楽天のサービスは使わない」という方なら、貯まった楽天スーパーポイントは電子マネーの「楽天Edy」に交換すれば、多くのお店で支払いに使えます。
楽天Edyはiphone非対応ですが、楽天カードをかざすことでも使用可能ですので使いやすさに優れています。
例えば「ネットショッピングはアマゾン派」の方なら、貯まった楽天スーパーポイントは楽天Edyとして使えば無駄になりません。
参照
楽天スーパーポイントがどこでも使える!楽天Edyに交換する手順&注意点
↓楽天カードを公式サイトから申し込む↓

モバイルsuicaにもチャージして使える!
QUICPay、iDに対応したクレジットカードは限られており、現状では上述の通りYahoo! JAPANカードor楽天カードを使うのがベストです。
では、もうひとつのApplePay対応の交通系電子マネー「suica(スイカ)」を使いたい場合はどうでしょうか。
この場合、iphoneにsuicaカードを読み取らせるか、ios専用アプリ「suica」をダウンロードして使うことになります。
そして、suicaチャージはクレジットカードを登録してiphoneから行うことが可能であり、Yahoo! JAPANカードと楽天カードはiphoneのsuicaチャージにも使えます。
ただし、iphoneのモバイルsuicaチャージにはJR東日本が発行するクレジットカード「ビューカード」を使うのがより便利で、以下のメリットが得られます。
- オートチャージ機能が設定できる
- 高い還元率1.5%でポイントが貯められる
主な違いは以下の通りです。優れているほうを色付けします。
Yahoo! JAPANカードor楽天カード | ビューカード | |
基本の還元率 | 1.0% | 0.5% |
ポイントの種類 | Tポイントor楽天スーパーポイント | ビューサンクスポイント |
QUICPay、iD対応 | ◯(QUICPay対応) | ◯(QUICPay対応) |
モバイルsuicaのクレジットチャージ | ◯ | ◯ |
モバイルsuicaのオートチャージ | ☓ | ◯ |
モバイルsuicaの年会費 | 無料 | 無料 |
モバイルsuicaにチャージした際の還元率 | 1.0% | 1.5% |
特に、suicaの残高が減ると自動的にチャージしてくれるオートチャージ機能はとても便利ですので、これらにメリットを感じる方はモバイルsuica専用クレジットカードとしてビューカードを作ったほうが良いでしょう。
基本の還元率が低くても良いのなら(0.5%)、ビューカードだけでsuica、QUICPayに使うのもわかりやすくて良いでしょう。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
参照
結論!iphone7(ApplePay)のsuicaチャージ用クレジットカード
まとめ
iphone7からApple Payによる「おサイフケータイ」が始まり、モバイル決済関連の動きが活性化しつつあります。
まだApple Payに対応する電子マネー、クレジットカードは限られていますが、現状では審査に通りやすくポイントも貯めやすく使いやすいYahoo! JAPANカードor楽天カードを使ってQUICPay払いにするのがベストです。
↓楽天カードを公式サイトから申し込む↓

当サイトでは今後も最新の動向を掴みつつ、「iphoneのおサイフケータイ」にベストな電子マネーやクレジットカード情報を更新していく予定ですので、ぜひお役立てください。