無料カードで最強クラスの還元率!
日本を代表する大手カード会社、三菱UFJニコス株式会社から発行されているDCカードジザイル(DCカードJizile)。
その最大の魅力は、年会費無料カードながら現在発行されているクレジットカードで最強クラスの還元率1.5%を実現している点にあります。
付与されるポイント(DCハッピープレゼント)の使いみちもマイルやTポイント、nanacoなどに幅広く交換でき、利便性に優れています。
あまり知名度は高くないものの、メインカードに選ぶだけの価値がある一枚であり、当サイトでもA評価と高いランキングづけとしています。
ただその一方、リボ払い専用カードであるなどの特徴もあるため、こうした点も十分に理解したうえで選びたいところです。
このカードを選ぶ方はずばり「とにかく還元率の高さにこだわりたい方」となります。
以下にDCカードジザイルの特徴、そして他カードと比較してわかるメリット・デメリットについて述べていきます。
主な特徴と評価
まず、DCカードジザイルの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
DCカードジザイル(DCカードjizile) | |||
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ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
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- 年会費:無料
- 付与されるポイント名:DCハッピープレゼント(1000円ごとに3ポイント)
- 決済ブランド:MasterCard
- ETCカード:あり(年会費無料 新規発行1000円)
- 家族カード:あり(無料)
- 盗難保険:あり
- 旅行保険:あり
- ショッピング保険:あり
- 口座引き落とし日:翌月10日(15日締め)
「DCカード」は三菱UFJニコス株式会社の代表的なクレジットカードブランドで様々な種類があります。DCカードジザイルはその一種です。
クレジットカード選びでまず最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
DCカードジザイルでは、独自のDCハッピープレゼントという名のポイントが還元率1.5%で付与されます。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
DCカードジザイルは年会費無料で還元率1.5%、ポイントも使いみちが広いなどこれらの要素をよく満たしているため、メインカードとして選ぶには十分価値のある一枚です。
特に年会費無料&高還元率1.5%というのは大きなメリットであり、この点をどれだけ重視するかで他のカードと選び分けることになります。
還元率は全カードの中でも最強クラス!
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
DCカードジザイルの還元率1.5%は、年会費無料カード、有料カードを合わせても現在のクレジットカードの中では最強クラスの高さとなっています。
近年、全体的にクレジットカードの還元率が下がりつつある中でDCカードジザイルの高還元率は貴重であり、メインカードにするだけの魅力があると言えます。
また、DCカードジザイルはさらに還元率を上げる方法として以下の方法があります。
会員専用のポイントモールで還元率アップ
DCカードの加入者は、会員専用のポイントアップサイト「POINT名人.com」が利用可能です。
このサイトを経由して各ネットショッピングサイトで買物をすると、還元率が通常の1.5%からさらに上乗せされます。
主なショッピングサイトとアップする還元率は以下の通りです。
- アマゾン:2.0% (+0.5%)
- 楽天市場:2.0% (+0.5%)
- ヤフーショッピング:2.0% (+0.5%)
- ポンパレモール:2.0% (+0.5%)
- アップルストア:2.0% (+0.5%)
- ビックカメラ.com:2.5% (1.0%)
- タワーレコード:3.0% (+1.5%)
- その他多数
Amazonや楽天などの大手ネットショッピングの多くが名を連ねており、利便性は高いです。
この「会員専用サイト経由でポイントアップ」という仕組みは現在、多くのクレジットカードでそれぞれ導入されています。
au walletカードにチャージして使えば還元率2%!
auのケータイを利用している方なら、ぜひDCカードジザイルとau WALLETカードを組み合わせたいところです。
au WALLETカードとはauユーザーのみが申し込めるプリペイドカードであり、一定の金額をチャージして使う仕組みとなっています。
au WALLETカードで支払うと200円ごとに1WALLETポイントが貯まり、これはau WALLETカードのチャージやauケータイの支払いなどに使えます。
DCカードジザイルでau WALLETカードに「auかんたん決済」を用いてチャージすると、通常の支払いと同じようにポイント(DCハッピープレゼント)が還元率1.5%で付与され、ポイントが二重取りできます。
DCカードによるチャージ → 「DCハッピープレゼント」が還元率1.5%で得られる
au walletによる支払い → 「WALLETポイント」が還元率0.5%で得られる
DCハッピープレゼント1.5% + WALLETポイント0.5% = 還元率2.0%!
つまりDCカードジザイル+au WALLETなら、還元率2.0%でポイントを得ることが可能となります。
これはかなりのお得感があります。
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このように「会員専用のポイントアップサイト」「au WALLETとの組み合わせ」を積極的に活用することで、DCカードジザイルはさらに大きく得をすることが可能となります。
ポイントは多彩な交換先あり
では、還元率と同じくらい大事な「ポイントの使いやすさ」はどうでしょうか。
DCカードジザイルによる支払いで付与されるのは、独自のDCハッピープレゼントという名のポイントです。
これには、「他ポイントとの交換」「ギフト券との交換」という使いみちがあります。
他ポイントとの主な交換先と還元率
- キャッシュバック:1.2%
- nanacoポイント:0.9%
- 楽天スーパーポイント:1.2%
- Pontaポイント:1.2%
- Tポイント:1.2%
- Suicaポイント:1.35%
- WAONポイント:0.9%
- dポイント:1.2%
- au WALLETポイント:1.2%
- TOKYU POINT:1.5%
- JALマイル:1.2%(1マイル=2円で計算)
- ビックポイント:1.5%
- ヨドバシカメラ:1.5%
- ベルメゾン・ポイント:1.5%
- ノジマ:1.5%
ギフト券の主な交換先と還元率
- Amazonギフト券:1.2%
- iTune Card:1.2%
- クオカード:0.87%
- 図書カード:1.2%
- JAL旅行券:1.2%
- その他
ギフト券や一部のポイントでは交換によって還元率が1.5%よりも下がるものもありますが、有名どころのポイントサービスやギフト券がほとんど押さえられています。
つまり、DCカードジザイルの「ポイントの使いやすさ」は、優れているほうと評価できます。
ただし、ポイント還元率が1.5%と高いものはややマイナーなポイント種類である点には注意も必要です。
デメリットは「リボ払い専用カード」
クレジットカード選びで最も重要な「ポイント還元率」「ポイントの使いやすさ」に優れるDCカードジザイルですが、デメリットもあります。
「リボ払い専用カードであること」です。
「リボ払い専用カード」であり、手数料なしで使う手続きが必要
DCカードジザイルはリボ払い専用カードです。
リボ払いとは分割払いの一種で、「毎月5,000円」「毎月10,000円」など、口座から引き落とす金額の上限を設定する支払い方法です。
一般的にクレジットカードで払った金額は翌月に一括で口座から引き落とされますが(一括払い)、リボ払いにすると、毎月の支払いを一定額にしてわかりやすくできるメリットがあります。
その一方、リボ払いで複数回に分けた支払いをすると「リボ金利」が上乗せされるというデメリットもあります。
参照
クレジットカードのリボ払いって何?メリット&デメリット
DCカードジザイルは、会員専用サイトから1ヶ月のリボ払い金額を5000円、1万円、2万円、3万円、4万円、5万円の間で設定することができます。
つまり、基本的には月額5万円以上をDCカードジザイルで支払うと一括では払えず複数回のリボ支払いになってリボ手数料が発生します。
これを避けるためには、サポートセンターへの連絡もしくはWeb管理画面から「翌月は一括返済する」と設定する必要があります。
こうすることで、通常のカード支払いと同じように使うことが可能となります。
ただし、この設定は毎月行う必要があり、手間がかかったり忘れる可能性があるのが気になるところです。
「サポートセンターに連絡すればずっと自動的に一括払いできるようになる」と解説する情報サイトもありますが、2016年7月現在では不可能となっています。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード、Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、DCカードジザイルとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
DCカードジザイル | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.5% | 1.0% | 1.0% |
ポイントの種類 | DCハッピープレゼント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | B+ | A | A |
審査の通りやすさ | B | A | A |
まず基本の還元率では、DCカードジザイルが上回ります(最大1.5%)。
ただ、ポイントの使いやすさでは日本最大級の共通ポイントサービスであり、付与されたポイントがそのまま使える楽天カード(楽天スーパーポイント)、Yahoo! JAPANカード(Tポイント)がより優れています。
また、楽天カードやYahoo! JAPANカードは様々なポイントアップキャンペーンを利用することで、基本の還元率以上のメリットを得ることができます。
※楽天(楽天スーパーポイント)のポイントアップキャンペーン
※Yahoo! JAPANカード(Tポイント)のポイントアップキャンペーン
楽天カードとYahoo! JAPANカードは審査も通りやすく、全体的なバランスに優れているため、当サイトではメインカードとしてまず最初におすすめしています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
一方、DCカードジザイルの魅力は基本の還元率の高さ(1.5%)にありますので、先に挙げた「リボ払い専用カード」のデメリットが気にならない方にとっては、より価値の高いカードと言えます。
- 楽天をよく利用する → 楽天カード
- Tポイントをよく利用する → Yahoo! JAPANカード
- 基本の還元率の高さにこだわりたい → DCカードジザイル
どのメリットを重視するかで選び分けることになります。
まとめ&どんな人が選ぶべき?
年会費無料のカードながら、現在最強クラスの還元率を誇るDCカードジザイル。
知名度が低めで、リボ払い専用カードであることからやや選びづらさもありますが、ポイントの使い勝手も比較的良く、メインカード候補のひとつとしてぜひ検討してみたいカードです。
当サイトでもA評価と高いランキングづけとしています。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、比較検討してご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。