石油系カードで会員数ナンバーワン!
ガソリンスタンドの数で日本一を誇るENEOS(エネオス)は、日常的に利用されている方も多いのではないでしょうか。
そんなエネオスでのガソリン給油で最もお得なクレジットカードがエネオスカード(ENEOSカード)です。
エネオスカードは「P(ポイント型)」「C(キャッシュバック型)」「S(スタンダード型)」の3種類がありますが、このうち年会費が実質無料で最も使いやすいのが「エネオスカードS」です。
エネオスでの給油が毎回2~5%オフとなるのが、このカードの最大の魅力です。
ただその一方、エネオス以外での支払いにはそれほど大きなメリットはないため、エネオス専用のサブカードとして持つのがおすすめです。
当サイトでは平均より上のB+評価としています。
以下に3種類のエネオスカードの違いと特徴、他カードと比較してわかるメリット・デメリットについて述べていきます。
主な特徴と評価
まず、エネオスカードの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
エネオスカードS | |||
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|||
ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
0.6% | ![]() |
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- 年会費:1250円(年一回の利用で翌年無料)
- 付与されるポイント名:ポイント(1000円ごとに6ポイント)
- 決済ブランド:VISA JCB
- ETCカード:あり(無料)
- 家族カード:あり(無料)
- 盗難保険:あり
- 旅行保険:なし
- ショッピング保険:なし
- 口座引き落とし日:翌月2日(5日締め)
エネオスカードには「S(スタンダード)」「P(ポイント)」「C(キャッシュバック)」の3種類がありますが、ここでは年会費が実質無料で最も使いやすい「エネオスカードS」について取り上げます。
3つのカードの違いについては後述します。
クレジットカード選びでまず最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
エネオスカードSは還元率0.6%で独自のポイントが付与されます(ポイント名は特に決められていません)。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
エネオスカードSは年に1回でも使えば翌年は年会費が無料となりますが、それ以外の点については特別優れているところがなく、この4点に注目する限りはそれほど大きなメリットがあるとは言えません。
エネオスカードSのメリットは、エネオスでの給油時の割引にあります。
還元率は平均クラス
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
エネオスカードSの還元率0.6%は平均クラスであり、特別高いというわけではありませんのでメインカードには不向きです。
付与されるポイントはエネオスで使うのが一番便利
では、還元率と同じくらい大事なポイントの使いやすさはどうでしょうか。
エネオスカードの利用では独自の「ポイント」が付与されます(ポイント名は特につけられていません)。
そしてこれは、ガソリン給油などENEOSステーションで現金の代わりに使うことができます(1000ポイント単位で利用可能)
ENEOSで用意された特典商品と引き替えることも可能ですが、使いやすさを考えると給油など普段利用しているサービスに使うのが最も便利と言えます。
普段のエネオスを使う流れでポイントがそのまま利用できますので、使いやすさには優れていると言えます。
エネオスの給油が2~5%引!
エネオスカードSの最大の特徴&メリットは、ガソリン給油時の割引にあります。
ガソリンや軽油の給油にエネオスカードSを使うと、2円/Lが割引となります(請求時に値引き)。
さらに、エネオスカードSを提示すると会員店頭価格が提示され、ガソリン価格がより安くなります。
合計した割引率は、その時のガソリン価格にもよりますが2~5%割引が目安となります。
2円/L割引 + 会員店頭価格 = 約2~5%オフ!
年会費が実質無料でガソリン代が約2~5%オフですので、日常的にエネオスを使う方にとってはかなりのメリットがありますね。
これだけでも、エネオスカードSは持っておく価値のある一枚と言えます。
3種類のエネオスカードの違いは?
エネオスカードは「P(ポイント型)」「C(キャッシュバック型)」「S(スタンダード型)」の3種類があり、当サイトでは「S」、つまりエネオスカードSをおすすめしています。
では、3種類の違いはどこにあるのでしょうか?違いを簡潔にまとめると以下のようになります。より優れている部分を色付けします。
S(スタンダード型) | P(ポイント型) | C(キャッシュバック型) | |
年会費 | 実質無料 ※ | 1250円 | 1250円 |
エネオス給油時の割引率 | 約2~5% | 約4~7% | カード利用額によって変動 |
エネオス以外での支払い | 0.6%還元 | 0.6%還元 | 還元なし |
※ 1250円だが年一回でも使えば翌年無料
まず「P(ポイント型)」は、基本のポイント還元率が0.6%で、エネオスで使った場合だけ3.0%にアップします。
給油時の還元率は「会員店頭価格」と合わせて4~7%と高くなりますが、そのかわり年会費1250円が必要となります。
一方、「S(スタンダード型)」は、これまで述べたように年会費が実質無料で給油時の還元率が2~5%です。
両方を比較すると、毎月8万円以上をエネオスで給油すれば「P」のほうがよりお得となりますが、これはあまり一般的とは言えません。
よって、年会費無料の「S」が最も使いやすくておすすめです。
ちなみに残りの「C(キャッシュバック型)」は月のカード支払い総額によって翌月の給油時の割引率が変わる(最大7円/L)仕組みを持っています。
しかしこれには上限が設けられており、最大で月に1000円程度しかキャッシュバックが受けられません。
エネオス以外で使った場合のポイント付与もなく、明らかに損であり検討に値しません。
「実質無料でエネオス給油がいつでも約2~5%オフ」
「割引のみでポイントを使う手間がかからない」
こうしたシンプルで使いやすい特徴を持つエネオスカード「S」が最もおすすめです。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード、Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、エネオスカードとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
エネオスカードS | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 1250円(年一回の利用で翌年無料) | 無料 | 無料 |
還元率 | 0.6% | 1.0% | 1.0% |
ポイントの種類 | ポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | B+ | A | A |
審査の通りやすさ | B | A | A |
※ 1250円だが年一回でも使えば翌年無料
まず基本の還元率では、楽天カード、Yahoo! JAPANカードが上回ります(1%)。
また、ポイントの使いやすさでも日本最大級の共通ポイントサービスである楽天カード(楽天スーパーポイント)、Yahoo! JAPANカード(Tポイント)がより優れています。
楽天カードとYahoo! JAPANカードは審査も通りやすく、全体的なバランスに優れているため、当サイトではメインカードとしてまず最初におすすめしています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
一方、エネオスカードSのメリットには「エネオスでの給油時に2~5%オフ」が挙げられます。
つまりメインカードには楽天カードやYahoo! JAPANカード、「エネオス専用のサブカード」としてエネオスカードS、と使い分けるのがおすすめです。
デメリットは基本のポイント還元率
エネオスカードSのデメリットとしては、「基本のポイント還元率の低さ」がまず挙げられます。
還元率0.6%と平均的ですので、エネオス以外での支払いに使ってもそれほどお得感はありません。
メインカードにするなら、当サイトで紹介するトップ10の高還元カードから選ぶのがおすすめです。
ちなみにエネオスカードの特徴には、給油時の割引以外に「車が動かなくなった際のロードサービス(レッカー移動や修理)がついてくる」というのもあります。
しかし、これは自動車保険(任意保険)についてくるロードサービスに比べると内容が明らかに劣っており、使う機会はそれほどないであろうことから、大きなメリットとまではいえません。
エネオスカードSははあくまでエネオス専用のサブカードとして考えるのがベストです。
まとめ&どんな人が選ぶべき?
エネオスでのガソリン給油が抜群にお得になるエネオスカード。
3種類あるなかではエネオスカードSが最も使いやすくおすすめであり、エネオス専用のサブカードとして普段からエネオスで給油する方ならぜひ持っておきたい一枚と言えます。
当サイトでも平均以上のB+評価としています。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、比較検討してご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。