高還元率カード&使いみちが多い!
ポイント還元率の高いカードを何枚も提供している株式会社ジャックスから発行されているエクストリームカード。
最大1.5%のポイントが還元され、年会費を無料にすることも可能なため、還元率にこだわってクレジットカードを選びたい方なら候補に入れてみたいところです。
また、得られるポイントはTポイントやsuicaポイントなど多くの交換先を持つのもメリットです。
ただその一方、ポイント交換に手間がかかる、無料で使うには年間支払い額の条件がつくなどの特徴もありますので、選ばれる際にはそれらの点もしっかり知っておく必要があります。
当サイトでは、平均より高めのB+評価のランキングづけとしています。
では、エクストリームカードのメリットやデメリット、他のカードと比較しての違いはどこにあるのでしょうか?
以下に述べていきます。
※エクストリームカードは2017年に新規発行が停止となりました。以下は参考としてご覧ください。
主な特徴と評価
まず、エクストリームカードの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
エクストリームカード | |||
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ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
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- 年会費:3000円+税(初年度無料。前年度の利用合計金額が30万円以上の場合、次年度も無料)
- 付与されるポイント:エクストリームカードポイント(1000円ごとに10ポイント)
- 決済ブランド:VISA
- ETCカード:あり(無料)
- 家族カード:あり(初年度無料 翌年から400円+税 前年度の利用合計金額が30万円以上の場合、次年度も無料)
- 旅行保険:あり
- ショッピング保険:あり
- 口座引き落とし日:翌月27日(月末締め)
クレジットカード選びでまず最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
エクストリームカードは還元率1.5%と、クレジットカード全体の中でも屈指の高さとなっています。
付与されるエクストリームカードポイントは、Jデポ、Gポイントのいずれかに交換して使用することになります。Gポイントがよりお得ですが、そのかわり使うのにひと手間かかるのが難点です(後述)。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
エクストリームカードは年会費が3000円必要となりますが、前年度のカード払い金額が30万円以上(1ヶ月換算で2万5000円)の場合は翌年の年会費が無料となります。
このカードの一番のメリットはトップクラスのポイント還元率の高さ(つまりポイントの貯めやすさ)であり、この点を重視する方にとっては有力なカードとなります。
還元率1.5%はトップクラス!
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
クレジットカードのポイント還元率は0.5%が平均的であるなか、エクストリームカードは1.5%とトップクラスの高さとなっているのが魅力です。
また、ジャックス系のカード会員専用サイト、ジャックスモールを経由して提携するネットショップで買物をすると、さらに還元率をアップさせることも可能です。
ジャックスモールの主な店舗とアップする還元率は以下の通りです。
- アマゾン:2.0% (+0.5%)
- 楽天市場:2.0% (+0.5%)
- ヤフーショッピング:2.0% (+0.5%)
- ポンパレモール:3.0% (+1.5%)
- SEIYUドットコム:2.0% (+0.5%)
- マツモトキヨシ:4.0% (+2.5%)
- その他多数
この「会員専用サイト経由でポイントアップ」という仕組みは現在、多くのクレジットカードでそれぞれ導入されています。
エクストリームカードを持つなら、ぜひこうした仕組みも利用して効果的にポイントを貯めたいところです。
豊富なポイント交換先
では、還元率と同じくらい大事な「ポイントの使いやすさ」はどうでしょうか。
エクストリームカードは支払いに使うことでエクストリームカードポイントという独自のポイントが付与されます。
これは1000円の支払いごとに10ポイントが付与され、Jデポ、Gポイントと2つの交換先があります。
交換先 | 交換レート |
Jデポ | 2000ポイント→Jデポ2500円分(還元率1.25%) |
Gポイント | 2000ポイント→3000Gポイント(還元率1.5%) |
まずJデポとは、カード支払いの請求額からそのぶんが差し引かれるポイントシステムです。
例えばある月の銀行口座からの引き落とし額が30,000円の時、Jデポ3000円分を使えば引き落とし額は27,000円となります。
Jデポに交換する場合は、還元率は1.25%となります。
一方、Gポイントとは様々な電子マネーやポイント、マイルなどに交換できるポイント交換サービスであり、Gポイントに交換する場合は還元率1.5%となります。
Gポイントと交換できるのは主に以下のものがあります。
- Tポイント
- nanacoポイント
- Suicaポイント
- アマゾンギフト券
- WAONポイント
- マイル(ANA JAL)
- リクルートポイント
- その他
メジャーなポイントサービスや電子マネーはほとんどGポイントと交換可能なので、還元率1.5%という点を考えてもエクストリームカードポイントはGポイントに交換するのがお得です。
ただしGポイントにしろJデポにしろ、一度ないし二度、エクストリームカードポイントからポイント交換しなければ使えずに手間がかかりますので、「ポイントの使いやすさ」という点ではややマイナスです。
また、エクストリームカードポイントは2000ポイント(=20万円分の支払いで付与)からしか使えないため、例えばふだんは現金払いが中心の方にとってはなかなか使えるようにならない点も考慮する必要があります。
つまりエクストリームカードは豊富なポイント交換先は魅力ですが、ポイントの使いやすさにはやや難点もあります。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード、Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、エクストリームカードとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
エクストリームカード | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 3000円+税 ※ | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.5% | 1% | 1% |
ポイントの種類 | エクストリームカードポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | B | A | A |
審査の通りやすさ | B | A | A |
※初年度無料 前年度の利用合計金額が30万円以上の場合、次年度も無料
まずエクストリームカードの強みは還元率の高さ(1.5%)にあります。
年会費も初年度無料で、前年に30万円以上をカード払いしてると翌年も無料となりますので、メインカードとして普段の支払いから使っていれば、ずっと無料で使い続けることも可能です。
一方、ポイントの使いやすさについては日本最大級の共通ポイントサービスである楽天カード(楽天スーパーポイント)、Yahoo! JAPANカード(Tポイント)が優れています。
また、この2つのカードは審査の通りやすさにも優れており、全体的なバランスに優れているため、当サイトではまず一番におすすめしています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
エクストリームカードの強みは高い還元率と豊富なポイント交換先にあり、ここを重視する方にとっては選ぶ価値は高いと言えます。
エクストリームカードのデメリットは?
エクストリームカードのデメリットとして気になる点は、やはりポイントを使う手間が挙げられます。
付与されるポイントを使うにはJデポやGポイントに必ず交換する必要があり、Gポイントはさらに各種の電子マネーやポイントに交換しなければ使えません。
よくクレジットカードはポイント還元率ばかりが注目されがちですが、同じくらいポイントの使いやすさも重視すべきです。
そう考えると、エクストリームカードのポイントを使う際の手間もしっかりと考慮しておく必要があります。
また「年間30万円以上をカード払いすると翌年も年会費は無料」という条件は、「普段は現金払い」という方にとってはクリアできない可能性もあります。
あとデメリットというわけではありませんが、高い還元率にこだわるなら、他にも好条件のカードがありますのでそちらも比較検討してみたいところです。
まとめ&どんな人が選ぶべき?
高い還元率1.5%と豊富なポイントの交換先をメリットとするエクストリームカード。
- 還元率にこだわりたい
- ポイント交換の手間が気にならない
- 年会費無料にするための年間の利用条件(30万円以上)が気にならない
これらが当てはまる方なら積極的に検討する価値のあるカードと言えます。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、選ばれる際は比較検討して、ご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。
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