ファミマでお得なカード!
そんなアピールポイントを持つのが、「ファミマのクレジットカード」ことファミマTカードです。
ファミリーマートで様々なポイントアップキャンペーンを受けられますので、日常的に通っている方なら気になるところだと思います。
ファミマTカードで払えば、日本最大級のポイントサービスであるTポイントが付与されますので、ポイントの使いやすさも魅力的です。
ただし現状では「リボ払い専用カードでわかりづらい」「Tポイントが貯まるカードとしてはYahoo! JAPANカードのほうがより優れる」という点から、当サイトでは平均クラスのB評価としています。
以下にファミマTカードの特徴、他カードと比較してわかるメリット・デメリットについて述べていきます。
主な特徴と評価
まず、ファミマTカードの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
ファミマTカード | |||
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ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
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- 年会費:無料
- 付与されるポイント名:Tポイント(200円ごとに1ポイント)
- 決済ブランド:JCB
- ETCカード:あり(無料)
- 家族カード:なし
- 旅行保険:なし
- ショッピング保険:なし
- 口座引き落とし日:翌々月1日(月末締め)
ファミマTカードには以下の3種類があります。
- クレジット機能&Tポイントカード機能の一体型
- Tポイントカード機能のみ
- キャッシュカード
当サイトは「クレジットカード解説サイト」ですので、ここでは「クレジット機能&Tポイントカード機能一体型」のファミマTカードについて解説します。
クレジットカード選びでまず最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
ファミマTカードでは、共通ポイントサービスの代表格であるTポイントが還元率0.5%で付与されます。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費がずっと無料
- 審査が通りやすい
ファミマTカードは還元率が0.5%と平凡であること以外はこれらの要素をよく満たしています。
ただし「リボ払い専用カード」というわかりにくさがあること、Tポイントを貯めやすいカードとしてはYahoo! JAPANカードがより優れていることなどから、当サイトでは平均クラスのB評価に留めています。
還元率は平均クラスの0.5%
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
ファミマTカードのポイント還元率0.5%は平均クラスであり、上位の高還元カードと比較するとやや物足りなさがあります。
ただし「ファミマTカード」と名前がついてるだけあって、ファミリーマートで特典が受けられるという強みがあります。
ファミマでお得!
ファミマTカードはファミリーマートで使うことによってショッピングポイント0.5%が上乗せされて還元率1.0%となります。
また、他には以下のようなポイントアッププログラムがあります。
- ファミランク:1ヶ月の買物金額によって翌月の還元率が最大2.0%にアップ
- 若者応援ポイント:25才以下なら還元率が1.5%にアップ
- カードの日:毎週火、土曜日は還元率2.5%にアップ
- レディースデー:毎週水曜日に女性は還元率1.5%にアップ
- Tポイントプラス:特定商品購入の際にTポイントが上乗せされる
- Web明細サービス:Web明細を登録することでTポイントが毎月10ポイントもらえる
このように、ファミリーマートで豊富なポイントアップを受けられるのが、ファミマTカードの最大の強みです。
ポイントの使いやすさはトップクラス
では、還元率と同じくらい大事なポイントの使いやすさはどうでしょうか。
ファミマTカードを使うことで付与されるのは、日本最大級の共通ポイントサービスであるTポイントです。
町中やCMでよくこのロゴマークを見かけますよね。
TポイントはもともとTSUTAYAが始めたサービスですが、現在までに使える場所はどんどん広まり、全国で約35万店舗が加盟している日本の共通ポイントサービスの代表的存在です。
Tポイントを扱っている主な店・サービスは以下の通りです。
- TSUTAYA
- ファミリーマート
- ソフトバンク
- 吉野家
- 三越伊勢丹
- ヤフーショッピング、LOHACO
- マルエツ
- スリーエフ
- ジョナサン
- スポーツデポ
- ドラッグイレブン
- その他多数
こうした各店舗はよくTポイント会員限定の特典や割引、ポイントアップなどのキャンペーンを提供しており、基本の還元率0.5%だけではなく、さらに様々なメリットが得られます。
ファミマTカードは「Tポイントカード一体型」カードであるため、こうした加盟店でそのまま使えます。
クレジットカードのポイントは、普段の支払いで自然とポイントがたまり、そのポイントも普段の支払いにそのまま使えるのがベストです。
その意味では、ファミマTカードのポイントの使いやすさはトップクラスに優れていると評価できます。
デメリットは「リボ払い専用」と「平凡な還元率」
ファミマで豊富なポイントアップが受けられ、ポイントの使いやすさにも優れるファミマTカード。
ただし、以下のようなデメリットもあります。
ポイント還元率が平凡
ファミマTカードの基本のポイント還元率0.5%は全体の中でも平均クラスであり、お得感はそれほどありません。
後述するように、同じくTポイントを直接貯められるクレジットカードとしては、Yahoo! JAPANカードのほうがポイント還元率がより高く(1.0%)、優れています(後述)。
「リボ払い専用カード」である
ファミマTカードはリボ払い専用カードです。
リボ払いとは分割払いの一種で、「毎月5,000円」「毎月10,000円」など、口座から引き落とす金額の上限を設定する支払い方法です。
一般的にクレジットカードで払った金額は翌月に一括で口座から引き落とされますが(一括払い)、リボ払いにすると、毎月の支払いを一定額にしてわかりやすくできるメリットがあります。
その一方、リボ払いで複数回に分けた支払いをするとリボ金利が上乗せされ、支払いの総額が増えてしまうというデメリットもあります。
参照
クレジットカードのリボ払いって何?メリット&デメリット(準備中)
ファミマTカードは入手後に専用サイトの管理画面から「一括払い」を設定すれば、リボ金利なしで使うことができます。
しかし、申し込みの時点ではリボ払いしか選ぶことができません。
クレジットカードに詳しくない方なら「知らずにリボ手数料が取られていた」となりかねず、この点は不親切でありデメリットと言わざるを得ません。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード、Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、ファミマTカードとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
ファミマTカード | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
ポイントの種類 | Tポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | A | A | A |
審査の通りやすさ | B+ | A | A |
まず基本の還元率では楽天カード、Yahoo! JAPANカードが上回ります(1.0%)。
ポイントの使いやすさでは日本最大級の共通ポイントサービスであり、付与されたポイントがそのまま使える楽天スーパーポイント、Tポイントがどちらも同じくらい優れています。
楽天カードとYahoo! JAPANカードは審査も通りやすく、全体的なバランスに優れているため、当サイトではメインカードとしてまず最初におすすめしています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
一方、ファミマTカードは基本の還元率の低さ(0.5%)、リボ払い専用カードというデメリットが目立ち、同じくTポイントを貯められるカードとしてはYahoo! JAPANカードのほうがより優れています。
ファミマTカードには「ファミマで還元率アップ」というメリットはありますが、Yahoo! JAPANカードもTポイント一体型カードですので、ファミマでの通常の買物の際にショッピングポイント0.5%がついて還元率1.5%になります。
また以下のようにファミマの「Tポイントカード特典」はYahoo! JAPANカードでも利用できます(「クレジットカード特典」は不可)。
ファミリーマートで受けられる特典の比較は以下の通りです。
ファミマTカード | Yahoo! JAPANカード | |
通常の買物での還元率 | 1.0% | 1.5% |
ファミランク | ◯ | ◯ |
Tポイントプラス | ◯ | ◯ |
レディースデー | ◯ | ◯ |
若者応援ポイント | ◯ | × |
カードの日 | ◯ | × |
「ファミマ以外のどこで使っても還元率は1.0%」であることも踏まえれば、トータルで見てYahoo! JAPANカードのほうが「Tポイントが貯まるクレジットカード」として、より優れているのは明らかです。
参照
Tポイント最強!Yahoo! JAPANカード評価レビュー
まとめ&どんな人が選ぶべき?
日本最大級のポイントサービス「Tポイント」が貯められ、ファミマでポイントアップするのが強みのファミマTカード。
しかし「リボ払い専用カードである」「Yahoo! JAPANカードのほうがより優れている」点を踏まえれば、積極的に選ぶ理由に乏しいと言えます。
当サイトでは平均クラスのB評価のランキングづけとしています。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、比較検討してご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。