Suicaチャージで一番得したい!
2019年2月、Kyashからひとつの大きな発表がされました。
KyashでSuicaチャージした場合に受けられたポイントキャッシュバックが対象外になってしまったのです。
Suicaチャージに最強のポイント還元率だったこの「Kyash→Suicaチャージ」の方法が使えなくなってしまったことで「今後、Suicaチャージで一番得する方法は何だろう?」と悩んでいる方も少なくないと思われます。
ここでは、Kyashに代わり今後ポイント還元でなるべくお得なSuicaチャージ方法の候補を挙げていきます。
先に結論から挙げるとこうなります。
還元率&ポイント種類 | 特徴 | |
ビューカード系 | 1.5% JREポイント | メリット 還元率が最も高くチャージ上限もない。オートチャージも設定可能。 デメリット Suicaチャージ以外では還元率が低い(多くが0.5%) |
リクルートカード | 1.2% リクルートポイント | メリット 無料カードの中でトップクラスの還元率。 デメリット 電子マネーチャージのポイント付与は3万円/月の上限あり |
Yahoo! JAPANカード | 1.0% Tポイント | メリット チャージ上限がなく、多くのお店で使えるTポイントがもらえる。 デメリット 他の2カードより還元率低め |
それぞれのメリット・デメリットを見比べつつ、あなたのライフスタイルに応じて選び分けていくのがおすすめです。
以下にくわしく解説していきます。
Suicaチャージに最強だったKyash
改めてKyashとは、個人どうしでお金を送れるアプリサービスです。
銀行やクレジットカードからKyashアプリに入金すれば、手数料なしでスマホから手軽にお金を送り合うことができます。
特に注目されているのが決済機能です。
登録時に発行されるバーチャルカードの情報で買い物したり、申し込むことで発行されるKyashリアルカードを使って支払えば、還元率2%でキャッシュバックが受けられるというメリットがあります。
これまではSuicaチャージもポイントキャッシュバックの対象となっており、例えば楽天カードを紐づけたKyashをSuicaチャージに使えば、合計で3%のポイント還元、キャッシュバックを受けられました。
このことから、「KyashでSuicaチャージ」は知る人ぞ知るお得ワザとして使われてきました。
しかし残念なことに、2019年2月からKyashによるSuicaチャージはポイントキャッシュバックの対象外となってしまいました。
次の「Suicaチャージお得ワザ」は?
Kyashに代わるSuicaチャージ方法としては、やはりポイント還元が受けられるクレジットカードチャージが最もおすすめです。
しかし、Suicaチャージはすべてのクレジットカードがポイント付与対象になるわけではありません。
例えば知名度ナンバーワンの楽天カードなどはポイント付与対象外となっています。
現在、Suicaチャージに使えてお得なクレジットカード候補とそのポイント還元率は以下の通りです。
- ビューカード(1.5%)
- リクルートカード(1.2%)
- Yahoo! JAPANカード(1.0%)
それぞれにメリット・デメリットがありますので、あなたのライフスタイルに応じて選び分けていくのがおすすめです。
Suicaチャージ候補①:ビューカード(1.5%)
JR東日本グループが発行するクレジットカードであるビューカード系カードは通常のポイント還元率は0.5%や1.0%ですが、Suicaにチャージした場合に還元率が1.5%にアップするという特典があります。
主なビューカード系カード
ビュー・スイカカード、ビックカメラSuicaカード、JALカードSuica、イオンSuicaカード、ルミネカードなど
もらえるポイント種類は、Suicaチャージなどにも使えるJREポイントです。
また、Suicaのチャージにこのビューカード系カードを登録した場合のみ、オートチャージの利用が可能になるという恩恵も受けられます。
オートチャージを設定すると、例えばsuicaの残高が1000円をきると、改札口でタッチした時に自動的に3000円がクレジット払いとしてチャージされます(金額は自由に設定可能)。
わざわざ残高を確認してチャージする手間が省けるのはとても大きなメリットです。
- ポイント還元率が1.5%にアップ
- オートチャージが利用可能になる
これらのメリットを持つビューカード系カードは、Suicaチャージにおいて最もお得なクレジットカードとなります。
特に、ビューカード系カードの中では「定期機能つきカード」であるビュー・スイカカード、「通常の支払いでもポイント還元率1.0%」のビックカメラSuicaカードの2つがおすすめです。
ただしほとんどのビューカード系カードは、Suicaチャージ以外の一般利用だとポイント還元率が0.5%と平凡というデメリットもあります。
ビックカメラSuicaカードならポイント還元は1.0%ですが、これは「JREポイントが0.5%、ビックポイントが0.5%」と2種類に分散していて、ポイントの使いやすさという点ではあまり優れているとは言えません。
なので、ビューカード系カードはSuicaチャージ専用カードとして使われることが多く、メインカードとしては必ずしも向いてるとは言えません。
基本的にクレジットカード選びで最も重視すべきはポイントの貯めやすさとポイントの使いやすさです。
この点も重視するなら、以下に挙げるリクルートカード、Yahoo! JAPANカードもおすすめです。
Suicaチャージ候補②:リクルートカード(1.2%)
基本のポイント還元率が1.2%と、高い還元率で人気なのがリクルートカードです。
リクルートカードによる支払いでもらえるリクルートポイントはローソンなどで使える共通ポイントサービス「ポンタ」に交換できます。
ポンタは専用アプリからバーコード表示をすれば多くのお店で簡単に利用可能です。
ポンタが使える主なお店
ローソン、GEO、ビックカメラ、ケンタッキー、昭和シェル石油、HIS、HMV、その他多数
リクルートカードは年会費無料で手軽に始めやすく、高還元率とポイント(ポンタ)の使いみちの広さ、使いやすさにメリットがあります。
ただし、リクルートカードでチャージする場合は電子マネー全体で3万円/月までのチャージしかポイントが付与されない点には注意が必要です。
Suicaチャージ候補③:Yahoo! JAPANカード(1.0%)
Yahoo! JAPANカードはポイント還元率1.0%と高めで、なおかつ日本最大級のポイントサービスであるTポイントがもらえるのが一番のメリットです。
つまり最もTポイントが貯めやすく使いやすいクレジットカードです。
Yahoo! JAPANカードは「Tポイントカード一体型」であり、貯まったTポイントはYahoo! JAPANカードを提示することでそのまま利用可能です。
また、Tポイントアプリを使えば現在のTポイント残高をいつでも確認できますし、そこからバーコードを提示すればスマホからのTポイント支払いも可能となります。
Tポイントが使える主なお店
ツタヤ、ファミリーマート、ソフトバンク、吉野家、三越伊勢丹、ヤフーショッピング、LOHACO、マルエツ、スリーエフ、ジョナサン、スポーツデポ、ドラッグイレブン、その他多数
例えば私は貯まったTポイントはファミリーマートや吉野家での支払いによく使っています。
年会費無料でスピーディーな審査、入会時のポイント特典なども大きな魅力となっています。
Yahoo! JAPANカードによるSuicaチャージは一般の支払いと同じくTポイントが還元率1.0%で貯められてチャージ金額の上限もありません。
「Suicaチャージにも使えるメインカード」「Tポイントが最も貯めやすいカード」として現在トップクラスに優れた一枚です。
参照
Tポイント最強!Yahoo! JAPANカード評価レビュー
まとめ
「Kyash→Suicaチャージ」に代わるお得なSuicaチャージ方法としては、ビューカード、リクルートカード、Yahoo! JAPANカードを使ったクレジットカードチャージがおすすめです。
還元率&ポイント種類 | 特徴 | |
ビューカード系 | 1.5% JREポイント | メリット 還元率が最も高くチャージ上限もない。オートチャージも設定可能。 デメリット Suicaチャージ以外では還元率が低い(多くが0.5%) |
リクルートカード | 1.2% リクルートポイント | メリット 無料カードの中でトップクラスの還元率。 デメリット 電子マネーチャージのポイント付与は3万円/月の上限あり |
Yahoo! JAPANカード | 1.0% Tポイント | メリット チャージ上限がなく、多くのお店で使えるTポイントがもらえる。 デメリット 他の2カードより還元率低め |
それぞれのメリット・デメリットを見比べながら、あなたに合った方法を選び分けていくことをおすすめします。