ルミネの買い物が5%オフ!
そんなアピールポイントを持ち、ルミネ(LUMINE)に行くとしばしば入会を呼びかけられるのがルミネカードです。
ルミネの買い物がお得になるだけではなく、suica機能が一体となっているという便利さもあり、しばしばおすすめクレジットカードとして紹介されることがあります。
このカードに入会して得をする方はズバリ、ルミネで毎年1万円以上の買い物をする方です。
逆にルミネで普段から買い物しない方にとっては大きなメリットがなく、suica機能つきクレジットカードも他により優れているカードがあるため積極的に選ぶ理由にはなりません。
メインカードに使うよりも、ルミネ専用のサブカードとして使うのがおすすめであり、当サイトでは平均より少し上のB+評価としています。
なぜ、そうした評価となるのでしょうか?ルミネカードの特徴、他カードと比較してわかるメリット・デメリットとは?
以下に述べていきます。
主な特徴と評価
まず、ルミネカードの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
ルミネカード | |||
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ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
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- 年会費:953円+税(初年度無料)
- 付与されるポイント:JREポイント(1000円ごとに5ポイント)
- 決済ブランド:VISA JCB MasterCard
- ETCカード:あり(477円/年)
- 家族カード:なし
- 盗難保険:あり
- 旅行保険:あり
- ショッピング保険:なし
- 口座引き落とし日:翌々月4日(月末締め)
クレジットカード選びでまず最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
ルミネカードではJREポイントが還元率0.5%で付与されます。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
ルミネカードは還元率もポイントの使いやすさも平均クラスであり、これ自体に大きなメリットはなく、メインカードにするほどの強みはありません。
ただしルミネでお買い物する場合にこのカードを使うと常に5%オフとなるというメリットがあります。
このカードを選ぶかどうかは、ルミネで普段から買い物をするかで決まります。
還元率は平均クラス
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
ルミネカードの還元率0.5%は平均クラスであり、1.0%以上の還元率である他の高還元カードと比較すると決して優れているとは言えません。
付与されるポイントは交換にひと手間が必要
では、還元率と同じくらい重要な「ポイントの使いやすさ」はどうでしょうか。
ルミネカードの利用で付与されるのはJREポイントです(1000円ごとに5ポイント)
これは発行元であるJR東日本の各種サービスやルミネ関連サービスに交換して使えます。以下にその例を挙げます。
- suicaチャージ
- びゅう商品券
- ルミネ商品券
- 各種クーポン
- グリーン車利用券
- その他
楽天カードの「楽天スーパーポイント」や、Yahoo! JAPANカードの「Tポイント」のように、もらったポイントを1ポイント単位ですぐ買い物に使えるわけではなく、いったん交換する必要があるため、使いやすさについても特に優れているとまでは言えません。
ルミネでのお買い物がお得!
還元率もポイントの使いやすさも平凡なルミネカード。
ではこのカードの一番のメリットは何かというと、ルミネでのお買い物に使うと支払いが5%オフになる点です。
ルミネは駅ビル型のショッピングセンターであり、現在、以下の地域に展開しています。
東京 | 北千住 池袋 有楽町 新宿 ルミネエスト新宿 立川 町田 荻窪 ルミネマン渋谷 ルミネ ザ・キッチン品川 |
埼玉 | 大宮 川越 |
神奈川 | 横浜 藤沢 大船ルミネウィング |
そして、ルミネに入っている主な有名店舗は以下の通りです。
- ユニクロ
- ロフト
- 成城石井
- ABCマート
- マツモトキヨシ
- 無印良品
- スターバックス
- ビレッジバンガード
- ロクシタン
- その他多数
これらのどこで買い物をしても、ルミネカードを使えば口座からの引き落とし時にに5%オフとなります(ビューサンクスポイントも付与されます)。
ルミネでルミネカードを使った場合の割引金額(5%オフの場合)
使った金額 | 割引金額 |
1万円 | 500円 |
2万円 | 1000円 |
3万円 | 1500円 |
4万円 | 2000円 |
5万円 | 2500円 |
また、期間限定で10%オフにもなります。
ルミネは毎年夏(7月)と冬(1月)にバーゲンセールを開催していますが、それ以外にもルミネカードを持っている人が10%オフとなるセールが年4回(3月 5月 9月 11月)あります。
その他に挙げられるメリットの1つとしては、ルミネの1年間のネット通販の利用金額によって、以下のルミネ商品券がもらえます。
年間の利用金額未満 | ルミネ商品券 |
20万円~50万円 | 1000円分 |
50万円~70万円 | 2000円分 |
70万円~100万円 | 3000円分 |
100万円以上 | 5000円分 |
他にもルミネカードはルミネでのお買い物に様々なメリットがあるため、ルミネで日常的に買い物をする方ならぜひ持っておきたい1枚と言えます。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード、Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、ビュースイカカードとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
ルミネカード | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 953円+税 ※ | 無料 | 無料 |
還元率 | 0.5% | 1% | 1% |
ポイントの種類 | JREポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | B | A | A |
審査の通りやすさ | B | A | A |
※ 初年度は無料
まず基本の還元率では、楽天カード、Yahoo! JAPANカードが上回ります(1%)。
また、ポイントの使いやすさでも日本最大級の共通ポイントサービスである楽天カード(楽天スーパーポイント)、Yahoo! JAPANカード(Tポイント)が優れています。
楽天カードとYahoo! JAPANカードは審査も通りやすく、全体的なバランスに優れているため、当サイトではメインカードとしてまず最初におすすめしています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
一方、ルミネカードのメリットは先に述べたルミネでのお買い物に強い点です。
つまり、ルミネカードはルミネ専用のサブカード(二枚目以降のカード)として使うのがおすすめです。
ルミネカードのデメリットは年会費がかかること
ルミネカードのデメリットとしては、還元率もポイントの使いやすさも平均クラスであることに加え、年会費がかかることが挙げられます(953円+税)。
ルミネカードは「Web明細サービス」を活用することによって年600円ぶんのJREポイントがもらえるのですが、それでも年会費は実質無料とまではなりません。
ルミネカードを持つなら、「Web明細サービス」を使ったうえに最低でも毎年1万円以上はルミネでお買い物をしないと元が取れません。
またルミネカードはsuicaが付帯しており、改札口でsuicaがオートチャージできる機能もついていて便利なのですが、suicaつきクレジットカードなら年会費が実質無料の「ビックカメラsuicaカード」や「ビュースイカカード」のほうがおすすめです。
ちなみにビュースイカカードとビックカメラsuicaカードの主な違いは以下の通りとなります。優れいているほうを色付けします。
ビックカメラsuicaカード | ビュー・スイカカード | |
年会費 | 実質無料 ※1 | 実質無料※2 |
通常の買い物によるポイント還元率 | 1%(JREポイント0.5%+ビックポイント0.5%) | 0.5%(JREポイント) |
suicaチャージによるポイント還元率 | 1.5%(JREポイント) | 1.5%(JREポイント) |
suica定期機能 | なし | あり |
※1 年に1回でも使えば翌年は無料
※2 Web明細サービス利用で実質無料
つまり、ふたつのカードの選び分けポイントは、「定期機能が欲しい」か「還元率を重視する」かです。
通勤で定期つきsuicaが欲しいならビュースイカカードが適しており、定期が不要なら還元率を重視してビックカメラsuicaカードが適しています。
参照
suicaつきで一番の高還元カード!ビックカメラsuicaカード評価レビュー
まとめ&どんな人が選ぶべき?
ルミネでのお買い物で大きく得をすることができるルミネカードは、普段からルミネを利用する方ならぜひ持って起きたい一枚です。
ただしルミネ以外で使う場合には還元率が平均クラスとなるため、メインカードではなくあくまでルミネ専用のサブカードとして活用するのがおすすめです。
毎年ルミネで1万円以上買い物をする方なら元が取れますので、当てはまる方はぜひ申し込んで積極的に活用しましょう。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、選ばれる際は比較検討して、ご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。