Suicaチャージにベストなクレカは?
電車のみならず、普段のお買い物でも多くのお店で使えて便利な交通系電子マネーのSuica(スイカ)。
最近はスマホアプリから使えるモバイルSuicaも広まっており「スマホタッチだけで電車に乗れてお買い物もできる」という便利さが評判です。
ここでは、そんなモバイルSuicaにクレジットカードでチャージしたい場合に最もおすすめのクレジットカードとその注意点&デメリットについて述べていきます。
先に結論から言えば、モバイルSuicaチャージににベストなのはJR東日本グループが発行するビューカード系カード(ビュー・スイカカードなど)です。
しかし、その他のカードにもメリットはありますのでぜひ以下の説明をもとに比較検討してみることをおすすめします。
モバイルSuicaとは?
改めてモバイルSuicaとは、電車やバス、タクシーなどで使える交通系電子マネーのsuicaをスマホアプリから使えるようにしたものです。
Suicaは最近は交通以外にもコンビニなど多くのお店でお買い物にも使えて、電子マネーの中でもトップクラスの加盟店数となっています(約38万店)。
交通でもお買い物でも使えるという便利さに加え、2019年10月からは鉄道利用でJREポイントが2%還元というお得さも加わりますので、普段の移動に使える方ならぜひモバイルSuicaの利用をおすすめします。
モバイルSuicaはおサイフケータイ対応(FeliCa搭載)のAndroidスマホや、Apple Pay搭載のiPhone(iPhone7以降)で利用可能です。
モバイルSuica対応 | |
iPhone7以降(Apple Pay搭載) | ○ |
iPhone6以前(Apple Payなし) | × |
Androidスマホ(FeliCa搭載) | ○ |
Androidスマホ(FeliCaなし) | × |
※FeliCa=おサイフケータイ
モバイルSuicaアプリはiPhoneでもAndroidスマホでも無料で使うことができます。
最もお得&便利なのはビューカード!
モバイルSuicaにチャージするには、クレジットカードを登録して行うクレジットチャージが最も便利です。
しかし一般的なクレカ払いと異なり、モバイルSuicaにクレジットカードでチャージする時は、カード種類によってはポイントがつかない、ポイントがもらえるチャージ金額に上限がある、などの制限がされてることがあります。
例えば楽天カードの場合、普通の支払いでは1%の楽天スーパーポイントが還元されますが、モバイルSuicaにチャージした場合にはポイント還元が受けられません。
2018年現在の主な高還元カードと、Suicaチャージした場合にポイント還元が有利なカードをまとめると以下の通りとなります。
基本のポイント還元率&種類 | Suicaチャージした場合 | |
楽天カード | 1%の楽天スーパーポイント | Suicaチャージではポイントが付与されない |
Yahoo! JAPANカード | 1%のTポイント | 通常の支払いと同じようにポイント付与 |
リクルートカード | 1.2%のリクルートポイント(ポンタに交換可能) | Suicaチャージでポイントが付与されるのは3万円/月まで |
ビューカード | 0.5~1%のJREポイント | Suicaチャージの場合は還元率が3倍にアップ(1.5%のJREポイント) |
楽天カードはSuicaチャージでポイントが付与されず、リクルートカードは1ヶ月あたり3万円のSuicaチャージまでしかポイント付与の対象になりません。
しかしその一方、JR東日本グループが発行するクレジットカードであるビューカード系カードは通常の還元率は0.5%や1.0%ですが、Suicaにチャージした場合に還元率が1.5%にアップするという特典があります。
2019年10月からは「モバイルSuicaは鉄道利用でJREポイント2%還元」となりますので、「モバイルSuica+ビューカード」によってポイント2重取り、脅威のポイント還元率3.5%が実現することになります。
得られるJREポイントは、JREポイントアプリを通じてモバイルsuicaチャージや定期券購入などの鉄道サービス購入にあてられるので便利さに優れています。
また、モバイルSuicaのチャージにこのビューカード系カードを登録した場合のみ、オートチャージの利用が可能になるという恩恵も受けられます。
オートチャージを利用すれば、例えばモバイルsuicaの残高が1000円をきると改札口でタッチした時に自動的に3000円がクレジットカード払いとしてチャージされる、などの設定が可能になります(金額は自由に設定可能)。
改札で引っかかることがなくなり、毎回わざわざ残高を確認してチャージする手間が省けるので、普段からsuicaを使う方にとっては抜群に便利となります。
- ポイント還元率が1.5%にアップ
- オートチャージが利用可能になる
これらのメリットを持つビューカード系カードこそが、モバイルSuicaのチャージにおいてベストなクレジットカードとなります。
おすすめビューカードは「ビックカメラsuicaカード」
JRグループが発行するビューカード系カードは多くの種類があります。
以下に代表的な3種類の違いを比較してより優れた点を色づけします。
ビックカメラsuicaカード | ビュー・スイカカード | ルミネカード | |
年会費 | 初年度無料。2年目以降は477円+税だが年一度使えば無料 | 477円+税 | 953円+税 |
通常ポイント還元率 | 1.0%(JREポイント0.5%+ビックポイント0.5%) | 0.5%(JREポイント) | 0.5%(JREポイント) |
VIEWプラスサービス購入時のポイント還元率 | 1.5%(JREポイント) | 1.5%(JREポイント) | 1.5%(JREポイント) |
定期券機能 | なし | あり | あり |
選ぶメリット | 年会費無料で通常還元率1.0%。ビックカメラで使うと10%ポイント還元 | 定期機能つき | 定期機能つき&ルミネで使うと5%オフ |
VIEWプラスサービス=suicaチャージや定期券、特急券などのJRサービス
モバイルsuicaチャージ用クレジットカードとしては、年会費無料で持てるビックカメラsuicaカードが最もおすすめです。
基本のポイント還元率が1.0%と最も高く、Suicaチャージを含むJRサービスの購入では還元率1.5%とさらにお得となります。
またこのカードにはビックカメラポイントカード機能もついており、ビックカメラで買物の際に提示すれば10%のビックポイントがもらえます。
他の2カードで利用可能なsuica定期券機能がついてないのがデメリットですが、モバイルsuicaから定期券機能を設定利用するなら何も問題はありません。
さらにビューカードはウェブ明細を利用することで毎月50ポイントのJREポイントが付与されますので、ビックカメラsuicaカードは年会費無料どころか、毎年600ポイント(suica600円ぶん)がもらえるというお得さがあります。
例えビックカメラを普段それほど利用しない方でも、年会費無料でsuicaオートチャージを可能にする高還元カードのビックカメラsuicaカードは利用価値の高いおすすめの一枚です。
↓ビックカメラsuicaカードを公式サイトから申し込む↓
ビューカードのデメリットは?
モバイルSuicaのチャージで最も便利なビューカード。
ただしほとんどのビューカード系カードは、モバイルSuicaチャージ以外の一般利用だとポイント還元率が0.5%と平均的なのが少し気になります。
ビックカメラSuicaカードならポイント還元は1.0%ですが、これは「JREポイントが0.5%、ビックポイントが0.5%」と2種類に分散しており管理がやや面倒です。
クレジットカード選びではポイント還元率の高さとポイントの使いやすさも気にしたいところです。
その場合Yahoo! JAPANカード、リクルートカードもsuicaチャージでポイントが得られるためおすすめです。
以下に、この2カードの特徴やメリットについて述べていきます。
Yahoo! JAPANカード
Yahoo! JAPANカードは現在トップクラスのポイント還元率1.0%で、なおかつ日本最大級のポイントサービスであるTポイントがもらえるのが一番のメリットです。
つまり最もTポイントが貯めやすく使いやすいクレジットカードです。
Yahoo! JAPANカードはTポイントカード一体型であり、貯まったTポイントはYahoo! JAPANカードを提示することでそのまま利用可能です。
また、Tポイントアプリを使えば現在のTポイント残高をいつでも確認できますし、そこからバーコードを提示すればスマホからのTポイント支払いも可能となります。
Tポイントが使える主なお店
ツタヤ、ファミリーマート、ソフトバンク、吉野家、三越伊勢丹、ヤフーショッピング、LOHACO、マルエツ、スリーエフ、ジョナサン、スポーツデポ、ドラッグイレブン、その他多数
例えば私は貯まったTポイントはファミリーマートや吉野家での支払いによく使っています。
年会費無料でスピーディー審査、入会時のポイント特典なども大きな魅力となっています。
Yahoo! JAPANカードによるモバイルSuicaチャージは一般の支払いと同じくTポイントが還元率1.0%で貯められてチャージ金額の上限もありません。
「Suicaチャージにも使えるメインカード」「Tポイントが最も貯めやすいカード」として現在トップクラスに優れた一枚です。
ただしビューカードのようにSuicaオートチャージは利用できず、Suicaチャージではビューカードの還元率1.5%のほうがより優れているというデメリットも知っておきましょう。
リクルートカード
基本のポイント還元率が1.2%と、Yahoo! JAPANカードよりも高い還元率で人気なのがリクルートカードです。
リクルートカードによる支払いでもらえるリクルートポイントはローソンなどで使える共通ポイントサービス「ポンタ」に交換できます。
ポンタもTポイントと同じくアプリからバーコード表示をすれば多くのお店で簡単に利用可能です。
ポンタが使える主なお店
ローソン、GEO、ビックカメラ、ケンタッキー、昭和シェル石油、HIS、HMV、その他多数
リクルートカードも年会費無料で手軽に始めやすく、高還元率とポイント(ポンタ)の使いみちの広さ、使いやすさにメリットがあります。
ただし、リクルートカードでモバイルSuicaにチャージする場合は3万円/月までの利用しかポイントが付与されない点には注意が必要です。
またビューカードのようにSuicaオートチャージは利用できず、Suicaチャージではビューカードの還元率1.5%のほうがより優れているというデメリットも知っておきましょう。
まとめ
モバイルSuicaのチャージ用クレジットカードは、年会費無料でsuicaオートチャージを可能にする高還元カードのビックカメラsuicaカードが今最もおすすめです。
特にAndroidスマホの方は税込1,030円のモバイルsuica年会費も無料となりますので、ぜひ持っておきたいカードと言えます。
ただしメインカードとしてはYahoo! JAPANカードやリクルートカードも候補に挙げられますので、これらも比較して選ばれることをおすすめします。
↓ビックカメラsuicaカードを公式サイトから申し込む↓