PayPay100億円キャンペーン第2弾の詳細については以下をご覧ください。
PayPayって便利なの?
ヤフー&ソフトバンクが始めた新しいスマホ決済サービス「PayPay(ペイペイ)」が話題となっています。
「100億円バラマキ!」「20%ポイント還元!」など過去にないレベルの大盤振る舞いのキャンペーンを仕掛けるなど、一気に日本のキャッシュレス決済の主役に躍り出ようとしています。
では実際、これまでの代表的な電子マネーやキャッシュレス決済(クレジットカード払い、モバイルSuica、楽天Edy、QUICPay、iD、Kyash、LINEPayなど)と比較した場合、PayPayはどれくらい便利なのでしょうか?
ここでは主に「使いやすさ」「ポイント還元(キャッシュバック)」の2つに注目して、PayPayと他のキャッシュレス決済との違いを述べていきます。
先に比較の結果、結論から示すと以下の通りとなります。
- 使いやすさ→PayPayアプリを開く手間が少し気になるかも
- お得さ→KyashやLINE Payに次ぐレベルの高いポイント還元
- PayPayの送金機能は便利
- 今後使えるお店がどんどん拡大しそう
トータルで見てPayPayは使い勝手の良いサービスと評価できます。
以下に、その理由をよりわかりやすく説明していきます。
PayPayとは?
まずそもそもPayPayとは、ソフトバンクとヤフーの合弁会社が始めた新しいスマホ決済、QRコード決済サービスです。
QRコードを通じてやり取りを行うため、iPhoneやAndroidなど、どのスマホからでも利用することが可能です。
支払い方法は、専用アプリからQRコードを示してお店側に読み取ってもらう「ストアスキャン」(コード支払い)、お店側が示したQRコードをユーザーがスキャンして決済金額を入力する「ユーザースキャン」(スキャン支払い)の二種類があります。
PayPay残高に入金(チャージ)するには、以下の3つの方法があります。
- Yahooウォレットに登録した銀行口座から
- Yahooマネーから
- クレジットカードから
PayPayにチャージした残高は「PayPayライト」と呼ばれます。
クレジットカードをすでに持っているなら、それを連携させるのが最も始めやすくおすすめです(VISA、MasterCardのみ)。
クレジットカードを連携させる場合、事前にPayPayにチャージする必要はありません。
PayPayアプリにカード情報を登録しておけば、実際にPayPayから支払ったぶんだけがクレジットカード払いとしてそのつど自動的に引き落とされます。
そして通常のカード払いと同じように、そのクレジットカードからのポイント還元も受けられます。
また、PayPayで支払いをするとPayPayからも0.5%の「PayPayボーナス」という名前のポイントの還元が受けられます。
「PayPayボーナス」はPayPayで支払う際に優先的に消費される独自のポイントです。
例えば楽天カードをPayPayに連携させて支払いを行うと、以下のようにポイント二重取りとなります。
楽天スーパーポイント1.0%+PayPayボーナス0.5%=還元率1.5%
スマホから手軽にキャッシュレス決済ができて、お得なポイント還元も受けられる。
これがPayPayのメリットです。
参照
PayPayチャージ方法&使い方。始める手順やポイントキャッシュバック、デメリットは?
PayPayの「使いやすさ」はどう?
では、PayPayは他のキャッシュレス決済と比較してどれくらい便利なのでしょうか?
ここではクレジットカード払いを始め、代表的な電子マネーであるモバイルSuica、楽天Edy、QUICPay、iD、そして高いポイント還元で今人気の決済サービスであるKyash、楽天ペイ、LINE Payと比較してみます。
まず支払い時の「使いやすさ」をそれぞれ比較してみます。
クレジットカード、Kyashリアルカード、LINE payカード
→店員さんにカードを渡す、あるいは自分でカードをリーダーに通す
モバイルSuica、楽天Edy、QUICPay、iD
→専用機にスマホをかざすだけ
PayPay、楽天ペイ、LINE PayのQRコード決済
→アプリからQRコードを店員さんに見せる、もしくはお店のQRコードを読み取って金額入力
「スマホをかざすだけ」で決済が可能な、従来の電子マネーが最も簡単に支払いが行なえます。
一方、PayPayはいったんアプリを開く必要があるので、わずかに手間がかかると言えます。
慣れてしまえば問題ないレベルですが、電子マネーの「かざすだけ」という簡単さも捨てがたいですね。
PayPayはどれくらいお得?
では、PayPayの「お得さ」はどうでしょうか。
キャッシュレス決済は「使いやすさ」のみならず、利用に応じて各種のポイントでキャッシュバックがされるというポイント還元も大きな魅力です。
比較は以下の通りです。
クレジットカード払い
各種のポイント還元(還元率0.5%が平均的)
モバイルSuica
クレカチャージでポイント付与(一部カードは対象外。ビューカード系が還元率1.5%で最も有利)。
楽天Edy
クレカチャージでポイント付与(一部カードは対象外。リクルートカードの還元率1.2%が最も有利)+楽天Edy支払い時に還元率0.5%で楽天スーパーポイント付与。
QUICPay、iD
登録したクレジットカードのポイント付与
LINE pay
1ヶ月あたりの利用額や送金額に応じて還元率0.5~2.0%でLINEポイント付与
楽天ペイ
クレカチャージでポイント付与+楽天ペイ支払い時に0.5%で楽天スーパーポイント付与
Kyash
クレカチャージでポイント付与+Kyash支払い時に還元率2.0%のキャッシュバック
PayPay
クレカチャージでポイント付与+PayPay支払い時に還元率0.5%でPayPayボーナス付与
ポイント還元だけで見れば、今最もお得なのがKyash(最大で3%以上)やLINE Pay(最大で2%)です。
参照
Kyashリアルカードのチャージ方法&使い方。クレジットカード連携で3%超え還元率!
ただし現在、Kyashは決済システムにトラブルが多発していて不安定ですし、LINE Payも最大の還元率2%を受けるには「1ヶ月あたりの決済金額が10万円以上+5人以上への送金」などの条件が必要であったりと、それぞれにデメリットもあります。
一方、PayPayの「クレカチャージのポイント還元(0.5~1.5%)+PayPay支払い時の0.5%還元」は、KyashやLINE Payに次ぐレベルのお得さです。
これらをトータルで評価した場合には、PayPayの「お得さ」は優れているほうと評価できます。
その他に注目する点は?
キャッシュレス決済の比較で「使いやすさ」「お得さ」以外に注目したい点としては「送金機能」や「使えるお店の多さ」が挙げられます。
PayPayはKyashやLINE Payと同じくユーザーどうしで手数料なしでお金を送りあえる送金サービスがあります。
これを使えば、例えば友人とのワリカンなどで細かい小銭のやり取りが不要になりますし、離れた場所でも簡単にお金を送りあうことができます。
これは従来のSuicaや楽天Edyなどの電子マネーにはない便利機能です。
参照
PayPay送金のやり方&手順。クレジットカード入金はYahoo! JAPANカードのみ対応!
また「支払いに使えるお店の数」ですが、現在の時点でPayPayが利用できるお店は、他の決済サービスよりも少ないです。
(2018年10月に開始したばかりなので、ある意味当然ですが)
しかしPayPayはヤフー&ソフトバンクの組織力を活かし、お店側の端末導入や決済時の手数料を当面無料にするなどして、積極的に利用店舗を拡大しています。
PayPayが使えるor今後導入予定の主なお店
ファミリーマート、ミニストップ、松屋、HIA、ビックカメラ、コジマ、ヤマダ電機、ソフトバンクショップ、メガネドラッグ、モンテローザ系列(白木屋、魚民、笑笑、月の宴等)、ワタミ系列、エディオン、Joshin、ソフマップ、ポプラ、ウェルシア薬局 等
身近なところでは2018年12月4日からファミリーマートでPayPayが使えるようになっています。
最初に支払いを試すならここからが良さそうですね。
「スマホ決済でナンバーワンを取りにいきたい」とコメントしている通り、PayPayは少なくともその他のキャッシュレス決済と同じレベルまでは広まっていくことが予想されます。
ちなみにPayPayアプリから「全国で使えるお店一覧」の項目を開くと、現在利用可能なお店が地図で表示されます。
自宅周辺や生活圏の使えるお店が簡単にわかって便利です。意外と近所の小さなお店も導入していたりして面白いです。
手数料が当面無料というメリットの効果でしょうね。
トータルで見るとPayPayってどう?
改めて、PayPayとその他のキャッシュレス決済サービスとの比較や特徴をまとめてみると以下の通りとなります。
- 使いやすさ→PayPayアプリを開く手間が少し気になるかも
- お得さ→KyashやLINE Payに次ぐレベルの高いポイント還元
- PayPayの送金機能は便利
- 今後使えるお店がどんどん拡大しそう
少なくとも現時点でもPayPayは使い勝手の良いサービスと評価でき、今後の普及は十分に見込めるサービスと言えるでしょう。
PayPayは「100億円バラマキ」など積極的なキャンペーンを次々に打ち出しており、今後の広まりが期待されます。
PayPayの主なキャンペーン
- 初回登録でPayPayボーナス残高500円プレゼント
- PayPay残高に5000円以上入金すればボーナス残高1000円増量
- 1回の支払いごとに最大20%のポイント還元、抽選で10回に1回の確率で、支払い額が全額キャッシュバック
総額100億円のキャンペーンって凄いですね。ヤフー&ソフトバンクの本気度が伝わってきます。
とりあえずPayPayアプリのダウンロードから初回登録まで2~3分で初回登録ボーナスポイント500円がもらえますので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
PayPayに一番ベストなクレカはYahoo! JAPANカード
先に述べた通り、PayPayへの残高チャージはポイント2重取りが可能となるクレジットカードとの連携が最もおすすめです。
そしてPayPayに登録するクレジットカードに今一番向いてるのが、同じヤフー系列のYahoo! JAPANカードです。
現在、「PayPay+Yahoo! JAPANカード」だけのメリットとして以下の2つが挙げられます。
- JCBブランドでも登録可能(他カードはVISA、MasterCardのみ)
- 「利用金額だけチャージ」のみならず「一定金額をチャージ」が可能
メインカードにYahoo! JAPANカードを登録しておくと、「決済金額だけ自動チャージ」のみならず、銀行からのチャージと同様にPayPay残高に指定した金額をあらかじめチャージすることも可能となります。
特にPayPayの個人間送金サービス(ワリカンなどに利用可能)を利用したい際には事前に一定金額をチャージする必要がありますので、PayPay用のクレジットカードとしてはYahoo! JAPANカードがベストです。
- 銀行を連携→「指定した金額をチャージ」のみ
- 通常のクレジットカードを連携→「決済金額をそのつどチャージ」のみ
- Yahoo! JAPANカードを連携→「指定した金額をチャージ」+「決済金額をそのつどチャージ」
参照
PayPay送金のやり方&手順。クレジットカード入金はYahoo! JAPANカードのみ対応!
Yahoo! JAPANカードは現在トップクラスのポイント還元率1.0%で、なおかつ日本最大級のポイントサービスであるTポイントがもらえるのが一番のメリットです。
つまり最もTポイントが貯めやすく使いやすいクレジットカードです。
Yahoo! JAPANカードは「Tポイントカード一体型」であり、貯まったTポイントはYahoo! JAPANカードを提示することでそのまま利用可能です。
また、Tポイントアプリを使えば現在のTポイント残高をいつでも確認できますし、そこからバーコードを提示すればスマホからのTポイント支払いも可能となります。
Tポイントが使える主なお店
ツタヤ、ファミリーマート、ソフトバンク、吉野家、三越伊勢丹、ヤフーショッピング、LOHACO、マルエツ、スリーエフ、ジョナサン、スポーツデポ、ドラッグイレブン、その他多数
例えば私は貯まったTポイントはファミリーマートや吉野家での支払いによく使っています。
年会費無料でスピーディーな審査、入会時のポイント特典なども大きな魅力となっています。
PayPayを始めるなら、これを機にYahoo! JAPANカードへの入会も併せておすすめします。
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参照
Tポイント最強!Yahoo! JAPANカード評価レビュー
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楽天カードとYahoo! JAPANカードが最強クレジットカードである4つの理由とは?