ナンバーワンの還元率2%!
転職サイト「リクナビ」や無料クーポンマガジン「ホットペッパー」などで知られるリクルートから発行されている有料クレジットカード「リクルートカードプラス」。
このカードの最大の特徴は、現在日本で発行されているクレジットカードの中でナンバーワンのポイント還元率2%となっていることです。
ただその一方、年会費が有料(2000円+税)だったり、付与されるリクルートポイントの使い勝手など気になる点もあるため、当サイトでは楽天カード&Yahoo! JAPANカードに次ぐA評価としています。
一番の還元率にこだわりたい、普段からカード払いがメインの方ならリクルートカードプラスは第一候補となります。
ここでは、リクルートカードプラスの詳細と他のカードと比較して見えるメリット・デメリットについて述べていきます。
※追記 リクルートカードプラスの新規申し込みは2016年3月15日で停止となりました。
主な特徴と評価
まず、リクルートカードプラスの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
リクルートカードプラス | |||
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ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
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- 年会費:2000円+税
- 付与されるポイント:リクルートポイント
- 決済ブランド:JCBのみ
- ETCカード:あり(無料)
- 家族カード:あり(無料)
- 旅行保険:あり
- ショッピング保険:あり
- 口座引き落とし日:翌月10日(15日締め)
クレジットカード選びで最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
リクルートカードプラスは還元率2%と現在日本で発行されているクレジットカードのなかでナンバーワンの還元率を誇ります。
付与されるポイント種類はリクルートポイントで、これは「ホットペッパー」や「じゃらん」などのリクルート系のサービスで使用可能です。
特に注目すべきは、このリクルートポイントはローソンなど多くの店舗で使える共通ポイントサービスPonta(ポンタ)と交換できることであり、これにより使いみちが大幅に広まります。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
リクルートカードプラスは、これらの項目を比較的良く満たしており、特に最強のポイント還元率2%であることからA評価と高めのランキングづけとしています。
還元率2%は全クレジットカードでナンバーワン!
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
比較してわかる通り、リクルートカードプラスのポイント還元率2%は現在、日本で発行されているクレジットカードの中でナンバーワンであり、ここが最も大きな特徴&メリットとなっています。
ただそのかわり年会費が2000円+税かかりますので、このカードが一番お得かどうかは年間どれだけクレジットカードで支払いをするかで決まります(後述)。
またリクルートカードはセブンイレブンの電子マネー「ナナコ」にクレジットチャージすることでもポイントが貯まる数少ないカードです。
ナナコを経由することで税金の支払いでもポイント還元を受けられるというメリットもぜひ覚えておきたいところです。
参照
裏ワザ!ナナコ+クレジットカードで税金を安く支払おう(編集中)
リクルートポイントはポンタと交換がおすすめ
リクルートカードプラスを使うことによって付与されるポイント種類は独自のリクルートポイントであり、例えば以下の使いみちがあります。
- じゃらんネット(宿泊予約)
- ポンパレモール(ネット通販)
- ホットペッパーグルメ(居酒屋・レストラン予約)
- ホットペッパービューティー(美容室)
- ポンパレ
特に注目すべきは、リクルートポイントはPonta(ポンタ)と交換できる点です
ポンタと言えば、ローソンを始め様々な店舗で使える共通ポイントサービスの代表格です。近年はドコモの提供するdポイントとの相互交換も可能となり使いみちがさらに広がっています。
※ポンタが使えるお店の例
- ローソン
- GEO(ゲオ)
- ビックカメラ
- ケンタッキー
- 昭和シェル石油
- HIS(オンライン予約限定)
- HMV
- dポイントとの交換
- JALポイントとの交換
- その他
参照
三大共通ポイント!Ponta(ポンタ)の上手な貯め方&使い方は?(編集中)
ドコモなら必見!新登場dポイントの貯め方&使い方(編集中)
現在ポンタはTポイント、楽天スーパーポイントと並んで共通ポイントサービスの3強とも言える存在で幅広い使いみちがあり、リクルートポイントはポンタに交換するのが最もおすすめです。
近所にローソンがあるなど、ポンタを使いやすい環境にいる人にとっては特に便利と言えます。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード&Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、リクルートカードプラスとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
リクルートカードプラス | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 2000円+税 | 無料 | 無料 |
還元率 | 2% | 1% | 1% |
ポイントの種類 | リクルートポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | B+ | A | A |
審査の通りやすさ | B | A | A |
楽天カードとYahoo! JAPANカードは年会費無料で持つことができ、付与されるポイントの種類も日本の三大共通ポイントサービスである「楽天スーパーポイント」「Tポイント」と使いやすさに優れています。
また、審査についても楽天カードは「ほぼ無審査」と言われるほどの通りやすさが有名で、Yahoo! JAPANカードも「最短2分で通過」というそのスピーディーさで知られています。
ポイント還元率ではリクルートカードプラスに劣りますが、1%という還元率はクレジットカード全体の中でもトップクラスの水準であり、決して悪くはありません。
このトータルでのバランスの良さこそ、当サイトがこの2つをメインカードとして一番におすすめする理由となっています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
一方、リクルートカードプラスは繰り返し述べている通り、ナンバーワンの還元率2%が最大のメリットとなっています。
ただし年会費2000円+税が必要となるため、年間のクレジットカード払い金額がいくらかによってお得かどうかが変わってきます。
以下に支払い額とポイント還元の関係を表に示します。
支払い額 | 還元率1%(楽天カード、Yahoo! JAPANカード) | 還元率2%-年会費2000円(リクルートカードプラス) |
10万円 | 1000円 | 0円 |
20万円 | 2000円 | 2000円 |
25万円 | 2500円 | 3000円 |
30万円 | 3000円 | 4000円 |
40万円 | 4000円 | 6000円 |
50万円 | 5000円 | 8000円 |
つまり目安としては、年間25万円以上をクレジットカード払いするならリクルートプラスがお得となり、それ以下なら楽天カードやYahoo! JAPANカードがお得となります。
日常生活での様々な支払いをなるべくクレジットカードで行うなら、リクルートカードプラスがお得となります。
しかし逆に普段は現金払いを好み、ネット決済などでたまにしかクレジットカード払いを利用しないという方なら、楽天カード、Yahoo! JAPANカードが年会費もかからないぶんお得です。
つまり、総合的なバランス、使いやすさで選ぶなら楽天カード&Yahoo! JAPANカードがおすすめですが、年間25万円以上を支払うつもりで、リクルートポイントも使いやすい環境にいるなら、リクルートカードプラスがよりおすすめとなります。
リクルートカードプラスのデメリットは?
リクルートカードプラスのデメリットとしては、付与されるリクルートポイントの利便性が挙げられます。
リクルートポイントはその名の通りリクルート系のサービスにしか使えませんので、Tポイントや楽天スーパーポイント(楽天カード)に比較すると使いやすさはやや下がります。
ポンタと交換できるようになってだいぶ使いみちは広がりましたが、それでも交換にひと手間かかりますし、近くにローソンがないなどポンタを普段から使える生活環境にない方には不便と言えます。
また、還元率2%は現在発行されているクレジットカードの中では最強ですが、そのかわり年会費がかかります(2000円+税)。
ですから「クレジットカードはたまにしか使わない」という人にはおすすめできませんし、二枚目以降のサブカードとしても不向きである点には注意が必要です。
逆にリクルートポイントやポンタを使いやすい環境であって、なおかつ普段からカード払いを積極的に活用している方ならリクルートカードプラスは第一候補のカードと言えます。
まとめ
現在発行されているクレジットカードの中でナンバーワンの還元率2%を実現しているリクルートカードプラス。
- 高還元率にこだわりたい
- 普段からクレジットカード払いを積極的に使っている
- ポンタ、リクルートポイントを使いやすい環境にいる
これらが当てはまる方なら、ぜひ第一候補として考えたいカードと言えます。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、選ばれる際は比較検討して、ご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。
※追記 リクルートカードプラスの新規申し込みは2016年3月15日で停止となりました。