ポイントが「現金還元」される無料カード!
年会費が無料のクレジットカードの中では還元率1.25%と屈指の高さとなっているレックスカードライト。
もらえるポイント(レックスポイント)を口座から引き落とされる際の値引きに使えるという事実上の「現金還元」が大きな特徴となっています。
「年会費無料」「高還元率」の2つを重視する方なら、候補のひとつとして考えてみたいカードであり、当サイトでもB+評価と平均より高めのランキングづけとしています。
ただしポイントの利用条件に制限もあるため、選ぶ際にはその詳細をしっかり知っておく必要があります。
以下に、レックスカードライトのメリットやデメリット、他のカードと比較しての違いを述べていきます。
主な特徴と評価
まず、レックスカードライトの主な特徴と評価は以下の通りとなります。
レックスカードライト | |||
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ポイント還元率 | ポイントの使いやすさ | 審査の通りやすさ | 総合評価 |
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- 年会費:無料
- 付与されるポイント:レックスポイント(2000円ごとに25ポイント)
- 決済ブランド:VISA
- ETCカード:あり(無料)
- 家族カード:あり(無料)
- 盗難保険:あり
- 旅行保険:あり
- ショッピング保険:なし
- 口座引き落とし日:翌月27日(月末締め)
クレジットカード選びでまず最も注目すべきは、支払いによって付与されるポイントの種類とその還元率です。
レックスカードライトのポイント還元率は1.25%と無料カードの中では屈指の高還元率となっています。
付与されるポイントはレックスポイントという独自ポイントで、これは口座から利用額が引き落とされる際の値引きに使うことが可能です(後述)。
当サイトではクレジットカード選びに重要な点として以下の4つを挙げています。
- ポイントが貯めやすい(還元率)
- ポイントが使いやすい
- 入会費&年会費が無料
- 審査が通りやすい
レックスカードライトは還元率1.25%が好条件であり、その他の点も比較的よく満たしていることから平均以上のB+評価としています。
「もらえるポイント(レックスポイント)が、現金還元に使える年会費無料カード」というのがこのカードの特徴であり、この点によりメリットを感じる方なら選ぶ価値があると言えます。
還元率は無料カードでトップクラス
クレジットカードの最大の魅力は、現金で支払う手間が省けることに加えて、使った金額に応じて各種のポイントがもらえること、つまりポイント還元にあります。
例えばポイント還元率1%のクレジットカードであれば、100円の支払いあたり1円ぶんのポイントが付与され、そのポイントをまたお買い物や各種サービスに使うことが可能です。
付与されるポイントの種類と還元率はカードごとに異なっており、ここがクレジットカードを選ぶ際の一番の注目ポイントとなります。
現在、当サイトが選ぶベスト10クレジットカードのポイント種類と還元率は以下のようになります。
2019年クレジットカードランキングベスト10(カード名クリックで評価レビューへ)
カード名 | 評価 | 還元率 | ポイント種類&特徴 |
Yahoo! JAPANカード※ | A+ | 1% | Tポイント Tポイントが最も貯めやすく使いやすいバランスに優れる優良カード |
楽天カード※ | A+ | 1% | 楽天スーパーポイント 顧客満足度で10年連続1位 楽天を利用しているなら第一候補 |
リクルートカード※ | A | 1.2% | リクルートポイント(ポンタに交換可能) 無料カードで最もポンタが貯めやすい |
ピーワンウィズ※ | A | 1.5% | ポケットポイント 最強クラスの還元率1.5% 1%は請求額から自動割引 リボ払い専用カード |
DCカードジザイル※ | A | 1.5% | DCハッピープレゼント 最強クラスの還元率1.5% ポイント交換先が豊富 リボ払い専用カード |
dカード | A | 1% | dポイント 高還元でdポイントが貯まる。docomoユーザーはポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 年1回使えば年会費無料 ローソンが5%オフ |
au WALLETクレジットカード | A | 1% | WALLETポイント auユーザーは年会費無料&ポイントがケータイ料金支払いにすぐ使えて便利 |
アマゾンカード | A | 1% | Amazonポイント Amazonで還元率1.5%にアップ Amazonで最もお得で使いやすい 年1回使えば年会費無料 |
レックスカード | B+ | 1.25% | レックスポイント 高還元&ポイントが現金還元されるカード 利用額しだいで年会費無料も可 |
ビックカメラsuicaカード | B+ | 1.0% | JREポイント&ビックポイント suicaつきカードで一番の還元率 オートチャージで改札が手間いらずに 年1回使えば年会費無料 |
クレジットカードの還元率は0.5%が平均的であるなか、レックスカードライトは還元率1.25%と無料カードとしては上位クラスの高さとなっているのが魅力です。
また、ジャックス系のカード会員専用サイト、ジャックスモールを経由して提携するネットショップで買物をすると、さらに還元率をアップさせることも可能です。
ジャックスモールの主な店舗とアップする還元率は以下の通りです。
- アマゾン:1.75% (+0.5%)
- 楽天市場:1.75% (+0.5%)
- ヤフーショッピング:1.75% (+0.5%)
- ポンパレモール:2.75% (+1.5%)
- SEIYUドットコム:1.75% (+0.5%)
- マツモトキヨシ:3.75% (+2.5%)
- その他多数
この「会員専用サイト経由でポイントアップ」という仕組みは現在、多くのクレジットカードでそれぞれ導入されています。
レックスカードライトを持つなら、ぜひこうした仕組みも利用して効果的にポイントを貯めたいところです。
ただし全体で比較するとより高還元のカードもあり、現在のところ「無料カードで一番の還元率」というわけではありません。
ポイントは「現金還元」できて使いやすいがデメリットも
では、ポイントの使いやすさについてはどうでしょうか。
レックスカードライトによる支払いで付与されるレックスポイントは、Jデポに交換して使用することになります。
Jデポとは、カード支払いの請求額からそのぶんが差し引かれるポイントシステムです。
例えばある月の銀行口座からの引き落とし額が30,000円の時、Jデポ3000円を使えば引き落とし額は27,000円となります。
通常、クレジットカードの支払いで得られるポイントはカードごとにポイント種類、使いみちが限定されますが、Jデポとして使う場合は口座からの引き落としに適用されるという事実上の現金還元であり、使いみちの制限はありません。
これは「ポイントの使いやすさ」という点ではメリットです。
その一方、レックスポイント → Jデポへの交換は2500ポイントからしかできません。
つまりこれはカード払いを20万円以上行わないとポイント交換ができないことを意味します。
ポイントの有効期限が2年であることも踏まえると、この点はデメリットとなります。
総合すると、レックスカードライトの「ポイントの使いやすさ」は平均程度と言えます。
楽天カード&Yahoo! JAPANカードとの比較
当サイトでは現在、一番おすすめのクレジットカードを楽天カード、Yahoo! JAPANカードとしています。
以下に、レックスカードライトとこれらのカードの比較をまとめます。より優れたほうを色付けしています。
レックスカードライト | 楽天カード | Yahoo! JAPANカード | |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.25% | 1% | 1% |
ポイントの種類 | レックスポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
ポイントの使いやすさ | B | A | A |
審査の通りやすさ | B+ | A | A |
レックスカードライトの強みは無料ながら1.25%と高いポイント還元率を実現している点にあります。
一方、ポイントの使いやすさについては日本最大級の共通ポイントサービスである楽天カード(楽天スーパーポイント)、Yahoo! JAPANカード(Tポイント)が優れています。
また、この2つのカードは審査の通りやすさにも優れており、全体的なバランスに優れているため、当サイトではまず一番におすすめしています。
参照
楽天カードとYahoo! JAPANカードがベストである4つの理由とは?
デメリットは?
レックスカードライトのデメリットとしては、前述した「ポイントの使い勝手」が挙げられます。
付与されるREXポイントをJデポに交換すれば、使いみちの制限なく口座引き落としの値引きに使える点は確かにメリットです。
しかし、Jデポに交換するためには20万円以上をカード払いする必要があり、ポイントの有効期限2年間を考えると、ポイントを使う前に失効する可能性が高まります。
特に「普段は現金払いが中心」という方にとっては、なかなかポイントを有効活用することはできなくなるでしょう。
「無料カードで高還元」にこだわりたいなら、現在トップの還元率1.5%を誇る「ピーワンウィズ」も候補として比較検討したいところです。
まとめ&どんな人が選ぶべき?
無料カードで屈指の高還元率を誇るレックスカードライト。
- 無料カードで高い還元率にこだわりたい
- ポイントを交換して使う手間が気にならない
- ポイントの使いみちを限定したくない
こう考える方にとっては検討する価値のあるカードと言えます。
ただし、ポイントの交換条件のハードルが高めとなっている点には十分気をつけたいところです。
他にも様々なメリットを持つクレジットカードがありますので、選ばれる際は比較検討して、ご自身にあった選び方をされることをおすすめします。
当サイトの比較ランキング、評価レビューもぜひご参照ください。